ファイナンシャルヘルス計算機

6つの指標で家計を診断し、バランスシートとキャッシュフローの健全性、そしてあと一つローンを抱えられるかを確認しましょう。

バランスシート

毎月のキャッシュフロー

健全性サマリー

負債比5.0流動比5.0当座5.0予備金4.4Runway1.2DSR5.0
総資産1,800,000
総負債700,000
純資産1,100,000

6つの主要比率

負債比率総負債 ÷ 総資産。総資産は現金・投資に加え、自宅や車など換金しにくい資産も含み、総負債は住宅ローン・自動車/個人ローン・カード残高などすべての借入です。企業のレバレッジ比率を、あなたの純資産バランスシート全体に当てはめたものです。健全な範囲は 20〜50%:20%未満は保守的すぎる場合があり、75%超は過度なレバレッジで危険。注意:資産は時価(自宅を含む)で計算するため、現金が乏しくても健全に見えることがあります — 流動比率や DSR と併せて見てください。健全
39%

総資産に占める負債の割合=長期のレバレッジ。健全 20〜50%。

流動比率(カレントレシオ)(現金 + 投資)÷ 1年以内に返済する負債。個人には企業のような「流動負債」勘定がないため、ここでは毎月の返済額 × 12(今後1年分の返済額)として計算します — 短期的に避けられない負債です。目安 1.5–2倍:1.0 は流動資産が今後1年分の返済をちょうど賄える水準、1.5–2倍はその上に 50〜100% の余裕を持たせて収入の変動や突発的な出費に備えます;1.0 未満は短期的に逼迫。この範囲は企業会計の流動比率の基準を踏襲したものです。出典:Investopedia, Current Ratio。健全
6.5×

現金+投資で1年分の返済を賄えるか。目安 1.5–2倍——均衡点の上にさらに余裕を。

当座比率現金 ÷ 1年以内に返済する負債(≒ 毎月の返済額 × 12)。流動比率より厳しい版で、分子は現金のみ(投資は含めない)——相場が下がっているまさにその時に、投げ売りを迫られないかを見ます。投資を一切取り崩さず、手元の現金だけで今後1年の返済をまかなえるか?企業の当座比率の基準に準拠:1倍以上で緑、0.5〜1倍で注意、0.5未満で危険。健全
4.2×

投資を売らず、現金だけで1年分の返済をまかなえるか。目標 1倍以上。

緊急予備資金流動資産 ÷ 毎月の生存コスト(=月の支出 + 毎月の返済)。なぜ返済も含めるのか? 収入が止まっても住宅ローンや自動車ローンは止まらないため、本当に賄うべきは「支出 + 返済」だからです。6か月以上が目安(緑)、3〜6か月は注意、3か月未満は危険。これは研究(CFPB、Greninger ら)で実際に検証された個人の流動性指標です。注意
5.4か月

収入が途絶えても現金が何か月もつか。目安 ≥ 6か月。

ランウェイ(Runway)(現金 + 投資) ÷ 1年間の総支出。総支出 =(毎月の生活費 + 返済額)× 12、単位は「年」。緊急予備資金の考え方を「年」単位に広げ、投資も使える資産として数えます——本当の弱気相場では投資を現金化して耐えるからです。米国S&P500の過去の弱気相場が基準で、最長(2000年のドットコム崩壊)は約31か月。3年以上もてば緑、1〜3年で注意、1年未満で危険。危険
0.7 年

現金+投資で総支出を何年まかなえるか。目標 3年以上。

返済負担率(DSR)毎月の返済 ÷ 月収(税引後)。毎月の返済は、すべての債務の月々の合計(住宅ローン + 自動車/個人ローン + カードの最低支払額)です。負債比率(ストック)に対する「フロー」の対照:純資産が立派でも、収入の多くを返済に充てていると、減給・失業・金利上昇で資金繰りが詰まります。緑は 36%未満(米国の28/36ルール)、36〜43%は注意、43%超は危険(米国CFPBの返済能力上限)。健全
8%

収入のうち返済に回る割合。目安 < 36%。

レバレッジの余力

あといくら借りられる?鍵はDSR

返済負担率(DSR=毎月の返済÷月収)は、借入投資が持ちこたえられるかの鍵です。下表は、DSRを各水準まで引き上げたときにあといくら借りられるか、また借りた後に負債比率がどこまで上がるかを示します。

30%
3.5%
7年
DSRを30%にすると、借入可能額
3,571,468
毎月約48,000追加(DSRを現在の8%から30%へ)、金利3.5%・7年で試算
指標
借入前
借入後
毎月の返済
18,000
66,000
負債比率
39%
80%
流動比率(カレントレシオ)
6.5×
6.3×
当座比率
4.2×
1.1×
緊急予備資金
5.4か月
4.2か月
ランウェイ(Runway)
0.7 年
1.9 年
返済負担率(DSR)
8%
30%

借入後の数字は、選んだDSR・金利・期間で試算しています。新しいローンの今後12か月分の元本は短期負債に算入されるため、流動比率は下がります(期間が長いほど下げ幅は小さい)。負債比率とDSRは上がります。緊急予備資金(流動資産÷月の支出)は影響を受けません。

借入余力は教育目的の試算で、借りた資金を全額投資し、元利均等で返済する前提です。実際の借入額と金利は金融機関が個人の条件に応じて決定します。

借入投資計算機でさらに試算する

この借入余力を使って、一括投資と積立投資のどちらが有利か比較しましょう。

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よくある質問

家計の健全性スコアはどう計算されますか?
本ツールは6つの代表的な個人財務比率——負債比率、流動比率、当座比率、緊急予備資金、ランウェイ(Runway)、返済比率(DSR)——を計算し、それぞれの基準に対して健全/注意/危険の信号で示します。あえて1つのスコアに平均化せず、各指標を個別に判定します——そうすれば、どの項目が足を引っ張っているかを総合点でぼかさずに直接把握できます。
「短期は流動比率、長期は負債比率」とはどういう意味ですか?
負債を見る2つの時間軸です。流動比率(流動資産÷短期負債)は短期に資金繰りできるかを示し、ここでは企業会計の流動比率の基準(約150〜200%、1.5〜2倍)を用います。負債比率(総負債÷総資産)は長期の負担の重さを示し、20〜50%が健全です。短期と長期で互いを補い合います。
負債比率は低ければ低いほど良いわけではないのですか?
高すぎる負債比率は危険ですが、20%未満は保守的すぎて資金を効率的に使えていない可能性も。低金利の適度な負債(住宅ローンなど)は資産成長を後押しします。一般に20〜50%が効率と安全のバランスがとれた範囲で、75%超が本当の危険域です。
返済負担率(DSR)はなぜそれほど重要なのですか?
負債比率はバランスシートのストックを、DSRはキャッシュフロー(収入に占める返済の割合)を見ます。純資産が大きくても、DSRが高い(40%超)と、収入の途絶や支出の急増で一気に資金繰りが苦しくなります。レバレッジをかけて暴落を乗り切れるかは、帳簿上の数字よりキャッシュフロー次第です。DSRは36%以内に抑えましょう。
「あといくら借りられるか」はどう試算していますか?
このツールは、スライダーで設定した「目標DSR」から逆算します。そのDSRでは毎月の返済額は最大で「目標DSR×月収」となり、そこから現在の返済額を引いた残りが、あと負担できる毎月の返済額です。これを設定した金利と期間でローン元本に換算します。下の「借入前後」の表は、その金額を借りて全額投資した後に負債比率・流動比率・緊急予備資金などの各指標がどう変わるかをリアルタイムで表示するので、キャッシュフローをどこまで詰めるかは自分で判断できます。
緊急予備資金はなぜ投資と分けるべきなのですか?
緊急予備資金の役割は、収入が止まったり突発的な出費が出たときに「底値で売らずに済む」ことです。投資と混ざっていると、暴落時に換金を迫られ損失を確定させかねません。生活費6か月分以上を流動資産で確保し、その資金は借入投資の元本に含めないようにしましょう。
DSRの36%と43%の基準はどこから来ていますか?
どちらも住宅ローン審査で長く使われてきた返済能力の基準です。36%は米国の「28/36ルール」——住宅費は税前収入の28%以内、債務返済の合計は36%以内——という伝統的な目安に由来します。43%は米国の消費者金融保護局(CFPB)の住宅ローン「返済能力(Ability-to-Repay)」規制で広く使われる負債所得比の上限です。本ツールは36%以下を安全(緑)、36〜43%を注意、43%超を危険としています。これらは目安であり保証ではありません。銀行の実務や各国の規定は異なるため、参考基準としてご利用ください。
その他の指標の基準には何の根拠がありますか?
各指標の根拠を、できる限り公開された出典に対応させました。緊急予備資金3〜6か月:3〜6か月は広く使われる目安であり(米国の消費者金融保護局(CFPB)なども緊急予備資金の準備を促していますが、金額は固定の月数ではなく各自の状況に応じて決めることを勧めています)、学術的にも、156名の専門家の合意をまとめた Greninger ら(1996年、Financial Services Review)の研究が「流動資産÷月の支出」を財務安全の中核指標としています。流動比率:本ツールは企業会計の「流動比率(流動資産÷流動負債)」の基準、約150〜200%(1.5〜2倍)をそのまま用います——これはもともと企業側の指標です。研究で実際に検証されている個人の流動性の尺度は、上記の「何か月分の支出を賄えるか」(緊急予備資金)であり、ここでの流動比率は短期の資金繰りを見る補助的な参考にすぎません。なお負債比率20〜50%は一般的な目安、DBR22倍は台湾・金管会の明確な規制です。総じて、DBR以外は絶対的な基準ではなく参考値としてお使いください。

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ファイナンシャルヘルス計算機は、漠然とした「家計の健全性」を4つの測定可能な比率に変換します。長期の負担を見る負債比率(総負債÷総資産)、短期の返済力を見る流動比率(現金+投資÷1年以内に返済する負債)、家計の余力を見る緊急予備資金の月数、キャッシュフローの圧迫を見る返済負担率DSR(毎月の返済÷月収)です。資産・負債・毎月の収支を入力すると、4つの指標を即座に計算し、一般的な基準と照らして信号機で判定、平均して0〜5点の総合スコアを出します。さらに「資産面(負債比率50%以下)」と「キャッシュフロー面(DSR36%以下)」の2つの制限から、家計を壊さずにあといくら安全に借りられるかを試算します。この金額はそのまま借入投資計算機に引き継げます。計算はすべてブラウザ内で行われ、データは一切送信されません。本ツールは教育目的のみです。重要な決定は資格を持つ専門家にご相談ください。

indigo.la.ringo

著者について

indigo.la.ringo

スラッシュキャリアを夢見るソフトウェアエンジニア。もともとは世界との関係を整理しようとしていたのに、今はAIとの関係を整理させられている。最近は人とお金の関係を掘り下げることに夢中。でも、どんな答えにたどり着いても、それはそれで大丈夫。